ギャンブルの還元率について

一言でギャンブルといっても様々な種類のものがあります。
公営ギャンブルの場合には競輪や競艇、宝くじやサッカーくじなどが該当し、それぞれに還元率と呼ばれるものが設定されています。
そもそも還元率とはどのようなものなのかと言うと、ギャンブルで自分が賭けた金額に対し、戻ってくるお金の割合のことを指しています。
具体例を一つあげると、1万円をかけて最終的に6000円が手元に残っている場合には60%だということです。
どのギャンブルにも言えることですが、運営元がマイナスにならないようにできているのが事実です。
万が一100%を超えてしまった場合には、運営元が赤字になるので、このままでは経営を続けていくことが出来なくなってしまいます。
このようなことから基本的には100%を超えないような設定となっています。
これはハウスエッジとも言われているものであり、運営が持っていくお金の事を指しています。
もしも還元率が80%の場合には、ハウスエッジが20%ということになります。
ハウスエッジは、運営元の売上と言い換えればわかりやすいでしょう。
ギャンブルの中でも、還元率が最低だとされているものが宝くじです。
宝くじの還元率は約45%で、もしも3万円分の宝くじを買った場合には、その45%ほどの1万3500円ほどが戻ってくることが期待できるということです。
これはあくまでも期待であり、絶対に45%分が帰ってくるという保証はありません。
これを基準に、これより上であれば運が良かった、下回っていれば運が悪かったということになります。
宝くじの場合には、当選金の総額が発売総額の5割を超えてはならないという決まりが設定されています。
これは法律の定めであり、宝くじが最低レベルの割合であることがわかります。
このような中で還元率の高いギャンブルで遊びたいと思う人も多いことでしょう。
一番高いものとされているものがオンラインカジノです。
公営の割合を見てみると、宝くじは45%、競艇や競輪、オートレースや競馬などは74から75%ほどとされています。
パチンコやパチスロなども加えてみると、パチンコやパチスロは80から85%に対し、なんと意外に思う人も多いかもしれませんが、オンラインカジノの場合には93から102%もあり、飛びぬけて高い数値であることがわかります。
なぜこんなにもオンラインカジノが高いのかと言うと、それは運営費が安くその分をプレイヤーに還元しているからです。
オンラインカジノの場合には実店舗もなく、場所代や光熱費、人件費がかからないので圧倒的に安くなります。
ここで費用が浮くことになるため、これらをプレイヤーに還元してくれるということです。
またオンラインカジノの数多くのゲームの中でも、特に高いものがブラックジャックです。
ブラックジャックの場合には99.4から102.2%と、100%を超える数字を誇ります。
シンプルながらも奥深いゲーム性なので、プレイヤーの腕が多少なりとも影響してくることでしょう。
とはいえ初心者がプレイしても高い割合であることから、安心して楽しむことができます。